- April 2014 -

2014年4月29日(火)

天王星の画像UP

 今現在、太陽とほぼ同じ方向にあって全く見えない天王星ですが、 外は雨ですし、久しぶりにレタッチを行いました。

 なぜ今頃レタッチ?となるわけですが、 この天王星を撮影した1月22日は、まだRegistaxが使えず、 ステライメージでコンポジットしていました。

 というわけで、Registaxにも多少慣れてきた(と言っても分からない機能が多すぎですが)ので、 処理をしてみようということになったのです。 結果は、写真の通りですね。FS60CB+エクステンダー(=FS60Q)という最小口径の望遠鏡ながら、 綺麗に天王星が映し出されました。模様はさすがに、写りません。

 天王星の撮影は苦労の連続でした。まずは、導入から。北極星が見えないベランダ観測ですので、 アライメントが勝負ですが、ある程度アライメントしても天王星がファインダーの中心に来ません。 自動で十字線の中央に来るぐらいきちんとアライメントしておかないと、後が大変です。

 さらに、望遠鏡にカメラをセットするのですが、ピントが合わなければ、 イメージセンサーが天王星をしっかりと捕らえてくれているかどうかもさたかではありません。 近くの恒星でしっかりとピントを合わせたら、あとはずらさない工夫が必要です。

 これでやっとセットが終わったら、今度は実際にシャッターを切ってみて、 最適な露出時間を図ります。高感度の設定でも、約5秒でした。 この5秒という時間は短いようで、長いです。 星雲撮影は300mm〜500mmという広角で撮影していますので、数分間の露出でもノータッチ撮影できます。 しかし、この撮影では合成焦点距離が20000mmを超す超望遠撮影ですので、 たった5秒でも、正確に追尾しないと、撮像が流れます。

 さて、そういう苦労の末に、100枚近く撮影した天王星の中から、 ブレずに正円に写っている22枚をレジスタックスで処理をしたというわけです。 それにしても、模様の撮影に成功されているハイアマチュアの方ってすごいですね。

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2014年4月28日(月)

FC-100DF用のバッグ調達

 GWに入りましたね。 今年の私のGWは、後半に子供を連れて星の良く見える場所に遠征しようと思っています。 実は、かれこれFC-100DFを購入して1か月が経過しましたが、 この望遠鏡はまだ遠征に持ち出していません。

 それどころか、短焦点のFS-60CBと長焦点のGS-200RCに メインを持ってかれていて、今一つ稼働率は上がっていません。 大きな理由は…実はバッグをまだ購入していなかったりする(笑)

 しかしながら、タカハシの鏡筒バッグは新旧の製品が入れ替わっている時期らしく、 FSQ-106やε-180などが入る短い鏡筒のバッグは早々に発売されていますが、 FC-100などの長めの鏡筒のバッグはまだ発売されていないようです。 ということで今日はホームセンターへ、 FC-100DFが入るバッグを探しに行きました。

 FC-100DFの鏡筒は、意外と長くて780mmあります。 これだけ長いものが入るケースってあまりないんですよね。 惜しかったのが、野球バット5本をまとめて入れるケースです。 サイズ的に良かったのですが、縦入れで非常に入れにくいことと、 値段が高いこと、あと野球でもしない限り多目的に使えないことです。

 そこで1時間くらいホームセンターをぶらぶらして見つけたのが、 「キャンプのコンロ用バッグ」で、長さは880mm、 チャックも横開きで、値段は1300円、アウトドア用品だけに結構しっかりしてます。 これに、百円ショップで緩衝材を買えば十分望遠鏡用のバッグになります。

 ↑ということで、まずは一番重要なバッグの底部のクッション作成です。 100均で子供用座布団を3枚買い、同じく100均で売ってた保温シートを巻きます。

 ↑さきほどの底部クッションを敷き、望遠鏡の対物レンズ部と接眼部に割と大き目のクッションを置き、 側面にもクッションを入れれば十分望遠鏡は保護されます。 ファインダーは外さなくても入ります。上部も、気になればクッションをかければOKです。

 ↑最後にこれまた100均で買ったベルトで締め上げれば完成。 望遠鏡バッグは、タカハシロゴの入ったものはきっと14,000円あたりで 発売されるのではないかと思いますが、これなら2,300円ですし、 タカハシのバッグを購入しても、これらを本来の目的かまた別の用途に 使えば良いので汎用性があります。

↑ちなみに、GS200RCMのバッグは、adidasのスポーツバッグ(エンセイダッフルL)です。 望遠鏡を入れない時は、バッグは普通に使えますしね〜(^^)。 こちらもまた紹介します。

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2014年4月27日(日)

望遠鏡の実際の予算

 天文マニアのホームページを見ると 機材についてあれこれ書いていたりしますが、 何故かいくらつぎ込んだのかは触れていなかったりしますね。 私も最近知ったのですが、天文ガイドに載っている方の機材って、 非常に高価なんでびっくりします(笑)。

 まあ実際に販売店のホームページで値段を調べれば良いのですが、 これまた周辺機器が多くて分かりにくい。ぶっちゃけた話、 天体写真を撮りたい場合は+5〜10万円単位で周辺機器が必要です。 何故かというと、望遠鏡は「アストロカメラ」を売りにしている製品 でない限り、眼視性能が高くなるように設計されています。

 ここで天体写真を撮ろうとする人向けに、レンズを明るくして、 中心像から周辺像まで極力シャープな星像になるよう設計された 「レデューサーレンズ」という補正レンズが別途必要になります。 眼視の場合は周辺像が甘くても気になりませんが、 写真は四隅の星がボケてたり変な形してたらおかしいですよね。 しかし、この補正レンズが泣けるほど高いんです。

 というわけで、天体写真を撮る前提で、 レデューサーレンズ、カメラ回転装置、CAリング、 ファインダー、鏡筒バンドなど絶対に必要となる周辺機器を含めた 実際の価格を、私の望遠鏡で紹介しようと思います。

 まず、手前のFS-60CBは、周辺パーツコミコミ税込15.8万円程です。 本体価格こそ8.2万円に抑えられていますが、 レデューサーは専用設計されており、4.6万円します。 さらに1万円程で鏡筒バンド、2万円程で回転装置も買わないといけません。 これらが地味に予算に響いてきます。 たかが6cm鏡筒と侮るなかれ、これが日本に誇るタカハシブランドですので。。。

 次に、中央のFC-100DFは、周辺パーツコミコミ税込36.7万円程です。 これも本体価格は23.7万円に抑えられており、 競合のビクセン社のED103(21.1万円)とそんなに変わらない錯覚に陥りますが、 専用設計された非常に性能の良いレデューサーとCAリング合わせて、9.7万円します。 こちらもさらに1万円程で鏡筒バンド、2万円程で回転装置も買わないといけません。 本体で極度の補正を行わず、別売りの4枚玉レデューサーで写真性能を高める理念でしょうか。 結局、周辺パーツが含まれていて値引きもあるビクセン社のED103が レデューサー買っても20万円以内で購入できるのに対し、 ほとんど値引きされないこの鏡筒は1.5倍高いということになります。

 最後に、奥のGS-200RCMは、周辺パーツコミコミ税込15.6万円程です。 一番口径が大きく、特に惑星写真ではこの3本の中で最高の性能を発揮していますが、 値段は一番安いという意外な結果になりましたね。 リッチークレティアンという形式はもともと写真撮影に対する基本性能が良く、 過度な補正が必要ないのでしょうか、 補正レンズと必要なリング合わせて2.1万円で抑えられるところが魅力です。 ファインダーは付属していないので、0.9万円予算に加えます。 この望遠鏡だけタカハシ製ではありませんが、 同クラスの望遠鏡をタカハシ製で揃えると30万円超えるので、予算上却下になりました。

いかがでしたでしょうか。 結論的に、望遠鏡選びはカタログ上の価格ではなく、 実際周辺パーツを全部含めた見積りを作ってもらって判断しないと、 想定していた額よりはるかにお金がかかるので要注意です。

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2014年4月26日(土)

土星の写真UP

 ブログが復活しました! とは言っても「完全単方向コミュニケーション」のブログですので、 コメント機能も足跡機能もありません。 もちろん、管理人もいつ誰が来てくれたのか分かりませんが、 そこは自己満足でUPしているだけなのでOKです(笑)

 さて、上の写真は笠井トレーディングのGS200RCM(リッチークレチアン反射望遠鏡)で撮影した 土星です。4月14日に撮影したものですが、今朝再レタッチしました。 シーイングは眼視では非常に良かったと思います。 こちらはメインページにもUPしました。

 次の写真はタカハシのFC100DF(10cmフローライト屈折望遠鏡)で撮影した 土星です。20cm鏡に比べるとやっぱり明るさでは勝てずに細部の表現が難しいですが、 会社帰りが遅くなった日など、すっと出してパッと観測したい時に、この望遠鏡の良さが解ります。

 例えば、1枚目の反射式望遠鏡による写真は、望遠鏡を出して、2時間以上外気に馴染ましてから撮影しています。 しかし、2枚目の写真は、望遠鏡を出した直後に撮影しています。 2枚玉のフローライト屈折望遠鏡は外気順応が早いので、時間の限られた社会人の味方です。

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