- June 2014 -

2014年6月29日(日)

ED70SSファーストライト

 先週木曜日に、ビクセンのED70SSを受け取りました。 今日は梅雨空も一掃され、穏やかに晴れました。 子供が体調不良ということもあって、外出もできず、 子供のお昼寝時間に合わせて、ED70SSのファーストライトを行いました。

 そうです、今回のファーストライトは太陽です。 初代の望遠鏡以来かな、my望遠鏡で太陽見るのは。 そもそも、この望遠鏡はガイド鏡目的で購入しましたが、 当初はアクロマート屈折になる予定が、 ひょっこりとEDアポが格安で売りに出されたため購入したのは前回の記事通り。 ガイド鏡だけでは勿体ないということで付加価値を持たせようと、 バーダープラネタリウムのソーラーフィルターを付け、 今まで行っていない太陽観察をしようと思いました。

 ↑これがそのソーラーフィルターです。 既製品だと1万円を超すような価格となりますが、 フィルター部分を購入し、枠は厚紙で自作しました。 こうすることで、わずか2,000円で作成できます。 しかも、2/3ほどフィルターが余っているので、 そういう意味では700円で作れてしまうのです。 しかも端材でファインダー用のフィルターも作れます。 

 ↑さて、梅雨の合間の晴れですので、 ベランダには洗濯物がいっぱい。 赤道儀はGPガイドパックを選択し、 ED70SSをセットしました。 フリップミラーからカメラボディーへは回転装置がないので、 カメラがすごい方向を向いています。これは要改善ポイントです。 少しでもHα領域が写ってほしいと改造カメラをセットしましたが、 全く効果はないと思います(笑)

 ↑ファーストライト画像です。 連写した24枚の画像をスタック処理しました。 このブログの写真サイズでは細かい部分は分からないでしょうが、 一応、黒点、白斑、粒状班はしっかりと写ってくれました。

 これでED70SSにも特殊任務ができました。 SXD2をせっせと出したところでどうせ昼間はアライメントできないので、 GPガイドパックも有効利用できます。 減光対策した状態でもISO100、1/1600秒の露出なので、 厳密に言えば赤道儀は必要ないかも知れません。 適当にセッティングした赤道儀でも、あると便利だということです。

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2014年6月24日(火)

オートガイドシステム構築

 私もオートガイドシステムを構築することになりました。 今まではFS60CBで最大3分、FC100DFで最大30秒のコマ当たり露出しか していませんでしたが、コマ当たり10分程度の露出時間をかけてみようかと思います。 当然、1天体あたりの撮影時間は長くなります。

 今回採用するのは、ビクセンのアドバンスユニットを利用したオートガイドです。 決め手は、ノートパソコンレスとなることです。 使用するCCDカメラは、WAT902-H2です。これはアナログ出力の超高感度CCDカメラとして アドバンスユニットを使う人の多くがこれを採用しているらしいです。 ガイド鏡は、ビクセンのED70SSです。 口径6cm〜8cm程のコンパクトなアクロマート鏡筒を探していたら、 アポクロマートながら非常に安価にこの鏡筒が各販売店から数量限定で売り出されましたので、 迷わず即決しました。

 不安は色々ありますが、まずはこのシステムで稼働したいと思います。 ED70SSも入荷したようですので、受取りに行くのが楽しみです。 

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2014年6月22日(日)

40年前の望遠鏡

 先月、お世話になった教授の遺品から「天体望遠鏡のすべて'75」を頂きました。 かれこれ40年前に発売された本ですが、大先輩達がどのような望遠鏡で 空を眺めていたのかと思うとなかなか面白いです。

 ↑五藤光学と高橋製作所の8cm屈折赤道儀です。 当時としてはフラッグシップとなるクラスで、 他にも色々なメーカーが8cm-f1.5屈折赤道儀のラインナップを出していました。

 当時高級品だったOr25mmのアイピースを付属しているのはさすが高橋製作所でしょうか。 五藤光学の赤道儀は、とても洗練されたフォルムです。 Wikipediaによれば、この翌年からMark-Xが発売されたとかで、 業界の先陣を切っていたことが伺えます。

 この本に載っているほとんどの望遠鏡メーカーが、 今は望遠鏡の分野から撤退してしまっていて、 国産ならタカハシかビクセンかボーグか、という3社選択になっています。 とはいえ、主力製品を変えただけで倒産しているメーカーも少ないので、 いつか天文人口が増えて、望遠鏡を再び作って欲しいですね。

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2014年6月16日(月)

今月の満月

 今月は13日が満月でした。 満月は眩しいしクレーターも見にくいので 私の中では、あまり観測しない対象です。 基本的に眩しいのは苦手なんですね。

 しかし、肉眼では眩しい分、光量は十分ありますので、 写真にしたらさぞかし綺麗なのだろうと思い、 せっかく梅雨の合間に晴れてくれたことでもあるので、 月の写真にしっかりと取り組もうと思いました。

 ただし、月の写真は殆ど撮ったことがないので、 前日から練習です。前日の月も綺麗でした。

 ↑これが前日の月です。使用機材は、笠井トレーディング製GS200RCMに、 レデューサーレンズを付け、F6としました。カメラはNionD5200です。 このサイズではとてもシャープに撮れているように見えますが、 月全体写真を撮った後に、Registaxで処理できる程度まで画像を圧縮しているので、 せいぜい横幅が1500ピクセルぐらいまでが限界です。 それ以上ですと、ぼやけてしまいます。 印刷サイズも、2L版が限度です。家に飾るには少し小さいです。

 今回は、この問題に取り組みました。 どうやって元の画像の大きさのままRegistaxで処理するか。 パソコンの処理能力が上がることを待つのも良いですが、 何年か先になることでしょうし。

 そこで、あれこれと満月の処理フローを考え、 翌日は元画像を分割して処理し、 再びモザイク合成によって一つの写真に戻す方法を考えました。

 ↑がその写真です。構図も縦構図にしました。 あんまり変わっていなさそうですが、 元画像が横幅6000ピクセルでも十分くっきりと見られます。 つまり、A4サイズで印刷しても、 今回の写真はまだシャープさを保つことができます。

 さて、これから梅雨も長いので、 Registaxのパラメータの微調整や、 色合い、コントラストの微調整など行い、 さらに納得できる写真に仕上げていきたいと思います。

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